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【第2回】完璧より前進――当事務所の書面作成に対する考え方

前回の第1回では、案件を停滞させないための事件管理方針についてご紹介しました。

法律文書は重要です。しかし、完璧な書面を目指すあまり、依頼者への報告や提案が遅れてしまっては本末転倒です。

当事務所では、まず一定水準の案を迅速に作成し、依頼者と共有した上で内容をブラッシュアップしていくことを重視しています。

裁判においても、期日(裁判の審理が行われる日程)の結果はできる限り速やかに報告します。

また、準備書面(裁判で提出する主張をまとめた書面)についても、まずは方向性や骨子を共有し、必要に応じて追加修正を行います。

もちろん最終的な提出書面には高い完成度を求めますが、その過程において依頼者が状況を把握できない状態を作らないことが重要であると考えています。

法律問題は依頼者と弁護士が共同で解決するものです。そのため、当事務所では「完成品だけを見せる」のではなく、「作成過程も共有する」ことを意識しています。

次回の第3回では、当事務所が連絡手段を一本化している理由についてご紹介します。