Column

【第1回】案件を停滞させないために――当事務所の事件管理方針

法律相談を受ける際、「依頼した後に連絡が来なくなるのではないか」「今どういう状況なのか分からなくなるのではないか」という不安を抱かれる方は少なくありません。

もっとも、依頼者が感じる不満の多くは、結果そのものよりも「状況が分からないこと」に起因しています。そのため、当事務所では事件処理の内容だけでなく、事件管理(案件の進捗把握と情報共有)の方法にも強くこだわっています。

まず、依頼者からのご連絡には原則として24時間以内に何らかの返信を行うようにしています。

調査や検討に時間を要する場合であっても、「確認中です」「○日までに回答します」といった形で現状をお伝えします。

また、裁判前の交渉段階では、相手方からの回答待ちなど特別な事情がない限り、長期間案件を放置しないようにしています。事件の進捗状況を確認しながら、依頼者との情報共有を継続することを重視しています。

事件は弁護士の机の上で止まっている時間が長くなるほど、依頼者の不安も大きくなります。

当事務所では「案件を滞留させないこと」を基本方針としています。

次回の第2回では、書面作成における当事務所の考え方についてご紹介します。