Services 取扱い業務
ヘルスケア・ヘルステック企業法務
スタートアップ支援

医療・健康ビジネスに
必要な制度の理解と、現実的な対応力。
医療・ヘルスケアの市場は大きいですが、それらに携わる事業は、医療法・薬機法・個人情報保護法など複数の法令が絡み、他業種とくらべても制度的な制約と実務リスクが大きい領域です。
特に新しい技術やビジネスモデルを扱う企業では、「法的にどこまで許されるのか」「何を整えておくべきか」が曖昧なまま進行してしまい、後から行政指導や提携解消などのリスクに直面するケースも少なくありません。
よくある法律リスク事例
- 医師の監修を受けたコンテンツが薬機法違反の広告とみなされた
- 医師やクリニックとの提携契約が医療法の規制に抵触していた
- 健康アプリで取得したデータが「要配慮個人情報」と判断され、修正措置が必要になった
- オンラインサービスのプライバシーポリシーや同意取得方法が不十分だったため、信頼を損なった
- 投資家との契約や株式設計の不備で、資金調達時に不安を指摘された
多くは、リリースや提携の前に法的チェックを行っていれば防げたものです。
成長する企業ほど、
初動の法務がカギになる
法務は、何か起きた後の
「保険」ではなく、
事業を進めるための前提条件です。
特にヘルスケア分野では、制度を理解しないまま進めれば、そもそもサービスが提供できなかったり、医療機関との提携が成立しなかったりします。
以下のよう場面では顧問弁護士によ初期段階からの関与が効果的です。
- VC・エンジェル投資家
からの資金調達前の契約整理 - 医療機関・大学との
共同開発や業務委託契約の作成 - 医薬品・医療機器・化粧品・健康食品の広告
- 厚生労働省等との折衝
- ヘルスケアアプリ・
ECサイトの規約・表現チェック - 海外展開に向けた
法制度の確認・クロスボーダー契約の調整 - 労務体制や雇用契約の整備・
ストックオプション設計
主な支援実績(例)
- 医療系アプリ開発企業 法規制の整理、医師との契約書・プライバシーポリシーの作成、広告表現のチェック。
- オンライン診療サービス運営会社 提携スキームの合法性検討、医師との委託契約、患者向け同意取得の整理。
- 健康食品EC事業者 商品紹介ページ・広告表現の薬機法・景表法対応、利用規約の整備。
- 運動・栄養指導サービス会社 医師法・個人情報保護法の検討、サービス提供方法の見直しと規約整備。
- 外資系ヘルステック企業の日本進出支援 日本法人設立、社内規程、英文契約レビュー、日英での制度調整。
MIA法律事務所の対応体制
- 医療制度に精通した弁護士が在籍し、実務と制度の橋渡しを行います。
- 医師資格を持つ弁護士が、医療的判断を要する場面でも対応可能です。
- ニューヨーク州弁護士資格を持つ弁護士も在籍しており、外資・海外展開にも対応可能です。
- スタートアップのスピードや体制に応じて、段階的・実務的なサポートが可能です。
事業の構想からサービス提供、資金調達・拡大に至るまで、
制度と現場をつなぐ法務支援が、結果的に成長の基盤となります。
ご相談受付について(対応可能なケースと例外)
当事務所では、パートナー弁護士をご指名いただける体制を整えております。特に医療法務においては、他では対応が難しいご相談にも実績があり、継続的かつ実効性のある支援をお求めの方には、顧問契約が必要となる場合がございます。
初回のご相談やスポット対応についても、内容に応じてご案内いたします
(パートナー弁護士以外が対応する場合もございます)ので、詳細はお問い合わせ時にご確認ください。