当事務所では、他の法律事務所や弁護士から途中で引き継ぐ事件が比較的多くあります。
医療事件、労働事件、企業間紛争など、分野はさまざまです。
既に訴訟や労働審判が始まっていて、答弁書や準備書面も提出されている。
そういう事件を引き継ぐときに、私が非常に重要だと考えていることがあります。
それは、
「前の弁護士が提出した書面を前提に事件を考えない」
ということです。
もちろん、前任の弁護士が間違っているという意味ではありません。
しかし、代理人が交代する以上、一度立ち止まって、依頼者から改めて事実関係を聞き、証拠を確認し、そもそもの事件の組み立てが正しかったのかを検証する必要があります。